仮想化ストレージ「VVAULT」

Windows汎用サーバー上で、複数のストレージを統合して大容量の仮想ドライブを構築し(ストレージ仮想化)、ファイルの使用頻度による配置(ティアリング)やフォルダ毎の容量制限(フォルダクォータ)による効率的な運用を実現します。

VVAULTの特徴

■大容量のドライブを手軽に構築できる「ストレージ仮想化」

内蔵のSSDやHDDはもちろん外付けのHDDやネットワーク経由でのNASに至るまで、Windows OSで認識できる全てのストレージを仮想化統合します。統合するために専用の筐体を必要としないので、余っているストレージの容量を手軽かつ安価に活用できます。

■ファイルの使用頻度の算出と自動配置「ティアリング」

ファイルの使用頻度を算出し階層化処理された最適なストレージへ自動配置します。日付の新しいものから速度の速いストレージへ配置することにより、よく利用するファイルはいつでも速度の速いストレージに配置され、常に高いパフォーマンスを維持した運用が可能になります。

■仮想ドライブ上でフォルダ毎の容量制限を実現「フォルダクォータ」

VVAULTのフォルダクォータ機能は、内蔵型のSSDやHDDだけでなく、ネットワークストレージ(NAS)やクラウドストレージといった、Windows以外のOS・フォーマットを含む異種ストレージ混在環境であっても、仮想ドライブのフォルダ単位で容量を制限することを可能にします。予め管理者により設定された上限容量の超過を許可しないハードクォータ機能と、上限容量の超過を許可する警告的なソフトクォータ機能の両方に対応しています。

■プロビジョニングで割当て容量と物理容量を別々に管理

プロビジョニング機能により、システムが持つ物理ストレージの容量とは別に仮想ドライブの容量値を任意に設定することができます。これにより、実際に用意されている物理容量を超えた仮想容量を予め各部門に割り当てることが可能になります。

■ファイルの安全性を優先した安心設計

VVAULTでは製品の性質上、あるストレージで発生した障害が他のストレージに保存されているデータに影響することの無いよう、ファイルレベルでストレージを仮想化統合しています。更に、ファイルへの追加書き込みや、ティアリング時に発生するストレージ間のファイル移動を安全に行えるよう、各ストレージに対して一定容量のバッファ領域(空き領域)を設定しています。

■ダウンタイムゼロでバックアップ/リカバリを可能にする「VLT」

VLT(VVAULT Live Technology)は、仮想ドライブサービスを稼働させた状態でのデータバックアップとリカバリを可能にする新技術です。仮想ドライブを常時監視し、更新のあったファイルを擬似リアルタイムでバックアップ用ストレージに複製する為、非常に短いバックアップが可能です。また、データの復元に関しても、破損したファイルをバックアップストレージから復元する、ストレージ単位や仮想ドライブシステムでの復元をサポートし、ダウンタイムゼロで実行可能にしています。

■BCP/DRの実現に適した環境を手軽かつ低コストで構築「レプリケーション」災害に強いバックアップ環境を構築します。

VVAULTをインストールした2台のサーバー間で、VLTを利用したデータレプリケーションと各種リカバリを実現します。ライブバックアップと同様、擬似リアルタイムで処理をする為、RPO(Recovery Point Objective:目標復旧地点)/RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)が短縮されます。拠点内や遠隔地のサーバー、クラウドストレージへのレプリケーションを行うことにより、BCP/DRに最適な環境(高い耐障害)を手軽に構築できます。